孤独なワンオペ育児中の駐在ママがアメリカで子育てしてよかったと思えること

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英語ができない駐在妻

世界の駐在妻さん、駐在ママさん、
こんにちは&毎日お疲れ様です。

アメリカ・ロサンゼルスで駐在ママしているあさみです。

「ロサンゼルスで子育てしてます」っていうとなんだかオシャレに聞こえますが、

その実態は駐在妻のありがちな孤独を抱えたワンオペ育児です。

「駐在妻」「ママ」「ワンオペ」

このへんのキーワードをパソコンに打つとたいがい

「孤独」「辛い」「寂しい」が続きます。

まさにそうだなと身を持って実感していますが、

そんな私でも

子育てをアメリカでしているからこそよかったなーと思う時があります。

今日はちょっと元気がない駐在妻さん、

ちょっと子育てに疲れた駐在ママさん、

よかったら私が元気が出たエピソード読んでいきませんか?

手元にコーヒーかアイスクリームでも置いて、2分ほどで読み終わります。

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引きこもり駐在妻の嬉しかった出来事

先日野球観戦に出かけた時のこと、
1歳5か月になる娘を抱っこしてエスカレーターを上っていました。

着いた階のところにいたスタジアムのおじさんが急に大きな声で私に声をかけてくれました。

「Good job Mom!」

この「Good job」日本語にすると「よくやったね」「頑張ったね」という意味になります。

要は何かを頑張った人にかける一言で、相手をねぎらう気持ちを込めて使います。

いやいや抱っこしていただけよ。

夫くんが荷物を持ってくれていたから、その時たまたま抱っこしていただけで・・・

そんなの「よくやった」と見知らぬ人にねぎらってもらえるような出来事ではないのよ?

でも、

でも、めっちゃ嬉しいぞ!

おじさん、ありがとう!

引きこもりがちな駐在妻としてはとても嬉しい出来事でした。

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アメリカで子育てしながら感じる周囲の人の子供への優しさ

アメリカで暮らしてから、子連れででかけると必ずと言っていいほど声をかけられます。

毎日の30分の散歩でさえも「かわいいね!」と1回以上は娘に声をかけてもらえます。

日本で5か月半しか子育てしていないけれど、それでもアメリカの人たちが子供に優しいのがわかります。

でかけた先々で「So Cute!(とってもかわいい)」と声をかけてもらい、「何歳ですか?」など会話が続くこともあります。

娘が大きな声を出したり、
全然知らない子に急に抱きつきにいったり、
見知らぬ人の買い物かごを触ったりしても

「It’s OK!」と笑顔で返してくれるのです。

これだけ我が子が褒められれば嬉しいのが親心。

そりゃ出かけるのも楽しくなります。

誰にもでも手をふる娘が、強面のマフィアのボスみたいな人に手を振っているとドキッとしますが、笑顔で応えてくれたりと自分の中の偏見に気が付いたりもします。

ただでさえ孤独になりがちな子育て中に、

さらに孤立しがちな駐在ママにとしては「出かけるのが楽しい」と思える理由が

「我が子が褒められるから」だなんてなんていいのでしょう。

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子育ては「仕事」じゃない

「男は仕事・女は家事育児」
という風潮が今もまだ根強くあったりしますが、私は実際子育てが始まってみて思うのは

子育てって仕事ではないということ。

だって仕事なら8時間で終わるでしょう?

さらにお給料も発生するし。

だけど子育ては24時間だし、お給料も出ない。

そりゃ子供の成長は嬉しいし、笑顔にも癒される。

でも、子供のために自分のことをいくら後回しにしていても誰かにねぎらってもらうことなんてない。

「自分、よく頑張ってる!」と言ってご褒美アイスを食べたり、

夫に「ねぇねぇ今日○○あったから、○○までしたんだよ!」とアピールをして

「ありがとう」と言ってもらう(言わせている)のが日常なのです。

本来子育てってひとりでやるものじゃないしできないのに、「ワンオペ」という言葉がここまで世間に知れ渡るほど世の中の母親はひとりで頑張っている。

「できる」から頑張っているのではない、
「やるしかない」から頑張っているのです。

世界中の駐在妻さん駐在ママさんに「Good job」と言いたい!

「ワンオペ」で「駐在妻」で「ママ」な私も日々子育てをしながら、誰かに自分を認めてほしいと思うことはもちろんあります。

「駐在妻」で「ママ」だけの生活に疲れてしまう時もあります。

でもそんな時見知らぬおじさんからの

「Good job Mom!」が

たまらなく嬉しかったりするのです。

抱っこなんていつもしている、大したことなんかじゃない、

でも「ママ」をしている自分をねぎらってくれた、頑張ってるね!と言ってもらえた。

それがどれだけ励みになったか。

今年の母の日に「Happy mother’s day!」と声をかけられた時と同じような感動がありました。

アメリカで子育てしてると言ってもデイケアに預けたり、現地のママと交流しているわけでもありません。

わりとしっかり引きこもって子育てしているんですが、それでもこんなアメリカの雰囲気があるから頑張れているところもあります。

いつも自分の英語に自信がなく声も小さいのにこんな時は大きな声で
「センキュー!」と笑顔で応えている自分がいます。

トイレのおむつ台でオムツを替えていると微笑んでくれる人がいる、

道に落とした娘の靴を走って届けてくれる人がいる

ベビーカーを押しているだけで道を譲ってくれる人がいる、

抱っこしているだけで「Good job」といってくれる人がいる

孤独になりがちな駐在ママ生活の中で、アメリカで体験したこんな日常の些細な出来事が

私に元気をくれます。

アメリカで子育てするのはいいなと思う理由はここにあります。

日本に帰ったらこんなことは少ないかもしれないけれど、それなら自分が今度は若いママさんにやさしくなろうと思う心が持てます。

ワンオペで、駐在で、ママで、孤独で頑張っている世界のママに私も大きな声で言いたい

Good job Mom!と。

毎日子供と共に生活しているだけでGood jobですよ!

家族のために日本を離れる決意をしただけでGood jobですよ!

健康で生きてるだけで夫や子供のためになってる、

あなたの存在にGood jobですよ!

世界のどこかで誰かのちょっとした元気になれたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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