毎日育児お疲れ様です。寝不足になっていませんか?
私は1歳2カ月になる娘を生後7日目からジーナ式で育ててきました。
娘は生後2カ月半からセルフねんねを習得し、今も夜通し寝ることができています。
でも・・・
ジーナ式ってスケジュールの軌道に乗るまでが大変なんですよね・・
私が最初に悩んだのは、ジーナ式をまだまだ始めたばかりの新生児期の寝かしつけでした。
・でも抱っこも添い乳もしないほうがいいみたいだし・・
・ここで間違った寝かしつけをしてしまったらどうしよう
・でも寝ない新生児をどうやって寝かせばいいの?
「結局どうやって寝かしつけしたらいいの?」って思ってました。
ジーナ式の新生児の寝かしつけに悩んでるママ・パパに向けての記事です。
私がたどり着いたのは
という寝かしつけ方です。
新生児期といえば3時間起きの授乳でずっと寝不足だと思います。
体調のためにもメンタルのためにもママ・パパには1分でも長く寝てほしいので、余計な説明いらない方は目次を見て「おしりトントン」だけ読んで実践してみてください。
1分でも早く寝かしつけして、寝ましょう!休みましょう!
育児にお疲れ、寝不足の方はぜひ読んでみてください!
新生児のジーナ式って結局どうやって寝かしつけるの?
ジーナ式を実践している方ならみんなが読んでいる
「カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとお母さんの快眠講座」
私は旧版を読んでいたのですが、娘が産まれる10日前に改訂版が出ました
私も妊娠中に読破して、特に重要だと思ったところには付箋を貼り、すぐに参考にできるように準備万端でした。
「とにかくベットで寝てもらえるようにがんばるぞ!」
「抱っこや添い乳はしないぞ!」
とやる気満々。
ジーナ式のために臨月の時から部屋のレイアウトを熟考し、もうあとは実践するだけだと赤ちゃんを待っていました。
【実例】同室でもジーナ式はできる!レイアウトとメリット・デメリット
そして退院後すぐにジーナ式のスケジュールを参考に生活を始めました。
ジーナ式の本にはこのように書かれています。
赤ちゃんがよく眠るかどうかは、①授乳がどれくらいうまくいっているか、そして②赤ちゃんが眠りを何と関連づけているか、にかかっています。
(第4章睡眠について より抜粋)
(第5章赤ちゃんの生活スケジュールを整えるには より抜粋)
要約するとこうなります。
・抱っこする場合→寝る前にベットに置いてね
え…じゃあどうやって寝かすの?
当然そう思います。
もちろん授乳をコントロールしてスケジュールに合わせてねんねの時間を覚えさせていくのですが、まだ何も身についていない新生児はどうするの?
抱っこしてベットに置くと背中スイッチで泣いてしまうし、ベットに最初からおいてもずっと泣いてるし・・・
本を読んでみてもその答えが見つかりません。
ジーナ式はおくるみを巻いて寝かすと書いてありましが、おくるみ巻いただけじゃもちろん寝ません。
これじゃスケジュールどころじゃない!と途方にくれた私は「新生児 寝かしつけ」で検索する日々・・・。
迷っていたのはこの2点
・寝るときに暗い部屋でベットに置かれたら寝るよというのサインが重要なのか
「時間」か「ねんねのサイン」か、どちらがまず重要視すべきなのかわかりませんでした。
ベットに置いて寝るのを待っていたら、あっという間に次の授乳時間になるくらい泣いちゃいますもんね。。。
私が実践した結果としては
ということです。
時間は最初は守れないですが、「守ろう」と寝かしつけは必ず19時前にはじめていました
新生児の寝かしつけに実践した「おしりトントン」
新生児を寝かしつけるためには安心してもらうこと、
つまりは
実践した方法がこちらです。
②横向きに寝かせる
③肩を抑えながら、おしりをトントン
①スワドルアップ(おくるみ)を着せる
モロー反射を布防ぐためにも「おくるみで巻く」というのはよく聞く話です。
お腹の中にいた小さく丸まった状態に近くなり赤ちゃんが安心するのと、モロー反射で起きてしまうのを防ぎます。
おくるみもしてみたのですが娘ちゃんは嫌がってすぐほどけてしまいました。
まだ手足が自分の思うように動かないだろうに一生懸命ほどこうと泣いている姿を見るとおくるみは違うんじゃないかなと思いました。
そこで導入したのが「スワドルアップ」です。
「夜泣きしない奇跡のおくるみ」と話題になっや手足の動かせるおくるみです。
手足が動かせるので、スワドルアップが娘には合っていたようでした。
②横向きに寝かせる
赤ちゃんは母親のお腹の中では横向きになって丸まっている状態でいます。
エコー検査とかで見る姿っていつもくるんと丸まっていますよね。
だから仰向けにベビーベットに置かれるのは赤ちゃん的には不自然で安心できないみたいです。
ただ横向きに寝かせるときはゴロンと転がって窒息しないように気をつけることが大切です。
最初は転がっていかないようにサイドに丸めたタオルを置いていました。
しかし心配になり最終的には横向きで寝かせたあと、ゆっくり仰向けに戻していました。
↑この時はスワドルアップでなくスワドルミーを使っていましたが、洗濯後なかなか乾かないのでやめました。
横向きで寝かしつけても、寝たら仰向けに戻していました。
※スワドルアップは安全のために横向きで寝かせないようにと注意書きがあります。
③肩をおさえながら、おしりをトントン
母親のお腹の中にいたことをより再現するために、横向きに寝かせた赤ちゃんの肩を軽くおさえてあげます。
逆子ではない場合、赤ちゃんにとって母親の心臓の音はおしり側から聞こえてきます。
おしりをトントンと叩くことでお腹の中にいた時の状態を再現します。
ゆっくりではなく自分の心臓のスピードを意識して結構しっかりめにトントンしていました。
トントンして寝たと思ってもそのままトントンをしばらく続け(1~2分)、寝かしつけ完了です。
ジーナ式の間違ったねんねのサインになってしまわないか心配
この「おしりトントン」もジーナのいう「間違ったねんねのサイン」にならないか心配でした。
しかし何かしなければもう寝ることはなかったので、おしりトントンを続けました。
最初はぎゃんぎゃん泣きわめき1時間近くトントンしたこともありましたが、
毎日繰り返すとそれが40分になり、30分になり、10分になり・・・
日に日にその時間は短くなっていきます。
10分を切り始めたあたりからはもう感動ですよ。
あんなに泣いていたのに、肩を抑えておしりトントンするとすぅーっと寝付くんです!
寝入ったあと仰向けに戻していましたが、それも次第に自分で仰向けに戻るようになりました。
↑スワドルアップを着せて横向きに寝かせるとバルタン星人みたいになるのも可愛かったです
おしりトントンからセルフねんねの流れはこちらです。
↓
寝た後も続けていたトントンをやめる
↓
寝そうになってきたらトントンのスピードは変えずにトントンする強さを弱める
↓
寝付く前にトントンをやめる
↓
トントンをやめる
↓
セルフねんね習得
おしりトントンを始めたのが生後2週間くらいの時だったので、セルフねんねまで2カ月ほどかかりました。
心配しなくても大丈夫だった!2カ月半でセルフねんね習得
おしりトントンで寝るようになってからは早い段階でトントンをやめていったのがよかったのか、「トントンされないと寝れないの!」ということにはなりませんでした。
産後7日目でスタートしたジーナ式でしたが、
朝、昼、夜の寝かしつけを全てセルフねんねできるようになったのは生後80日のことです。
セルフねんねを習得した娘ちゃんは「置けば寝る」赤ちゃんになり、その時の感動は今でも忘れられません。
手伝いに来てくれていた母と熱い握手を交わした思い出があります。
セルフねんねができるようになった後でも、寝てくれない時はもちろんあります。
寝てくれない時はおしりトントンをしていました。
アメリカに引っ越してから時差で悩んだ時もおしりトントンで寝かせ、メンタルリープで寝ぐずりが激しかったときもおしりトントンで乗り切ってきました。
「ねんねのサイン」にはならなかったようですが、「ねんねのサインに近いもの」にはなったかなと思います。
新生児期は大変!だけどジーナ式を信じて頑張ったことは報われた
ジーナの本にはこう書いてあります。
(第4章睡眠についてより抜粋)
私はこのフレーズが好きで付箋をつけて何度も読んでいました。
今頑張っていればそれは報われるんだ、報われてほしい気持ち一心でした。
1歳2カ月の現在もジーナ式の魔法はとけずに、娘ちゃんは朝までぐっすり寝ています。
全然スケジュール通りいかない新生児期は産後の体で本当に大変です。
・こんな小さなうちからやる必要があるのか
・やっぱりセルフねんねなんて無理じゃないのか
こんな風によく悩みました。
娘ちゃんが夜中起きなくなってからは「よく寝る赤ちゃんでよかったね」と周りから言われ自分のやってきたジーナ式の努力がないものにされているようにも感じたことがありました。
それでもあの時頑張ったから今があるんだと思います。
ジーナ式は根気がいりますが、私は続けてよかったと思っています。
この記事が悩めるママ・パパの少しでも役に立ちますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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