こんにちは、アメリカの駐在妻のあさみです。
料理人である夫くんと結婚して4年になります。
料理人の妻になれば夫がおいしい料理を作ってくれるの?
妻は同じ飲食業界が多い?
家事育児はワンオペ?
踏み入れないとわからない「料理人の妻」の世界。
実際に料理人の妻になってみてわかった
「料理人の妻ならではのあるある」
を集めてみました。
料理人との結婚を考えている方はどうか参考に。
料理人の奥様は「あるある~!」と思って読んでいただけたら幸いです。
日本料理人の妻です
料理人といってもその職業は多岐にわたります。
・居酒屋
・ホテル、旅館
・レストラン
・料亭、割烹
・ファストフード店
専門とする料理もたくさんあります。
・和食
・イタリアン
・フレンチ
・中華
・ラーメン などなど・・・
それぞれで違いはありますし、それぞれで大変な部分も変わってくると思います。
今回は私が出会った料理人の奥さんの意見や、私の意見などをふまえて「料理人の妻あるある」を考えてみました。
✅料理人歴10年の夫くんの経歴
・高級旅館の厨房
「日本料理人」です。
私は料理には全く関係のない仕事をしています。
料理人の妻 あるある10選!
②「将来は女将さんだね」と言われる
③休みは基本合わない、少ない
④料理人妻は専門職の人が多い
⑤家事・育児はワンオペになる
⑥舌が肥える
⑦料理の腕が上がる
⑧夫が買ってきた調味料や器具が使いこなせない
⑨「料理人の妻は大変」だと言われる
⑩料理を作ってくれる夫に感謝する
順番に解説していきます。
①「料理作ってもらえていいな」と言われる
おそらく全ての料理人の妻が言われているだろうこの言葉。
私も結婚した時からもそうですし、未だによく言われます。
という方程式が世の中では蔓延しているようです。
しかし、実際のところ料理人さんの中で家では全く料理をしない人は結構います。
私が知っている限りでもたくさんいます。
また「家でも料理をする料理人さん」でも飲食業は激務のことが多いので、日常的に作ってもらえるかといえばそうではありません。
その現実があまり浸透していないので、
本当に本当によく言われます。
「料理作ってもらえていいな~」と言われたら「でも仕事でほとんど家にいないから」と私は答えていました。
②「将来は女将さんだね」と言われる
これは夫くんが「日本料理人」であるがゆえだったかもしれませんが(そして私が着物関係の仕事をしていた)、結婚当初によく言われました。
と思われやすいようで「女将さんになるんやね!」とかよく言われます。
自分も技術系の仕事をしていたので「一緒にお店したいとか思っていないんやけどな」とよく思っていました。
③休みは基本合わない、少ない
料理人は技術職ですがサービス業なので、カレンダー通りの休みになることはまずありません。
土日は仕事、イベントごとの時もたいていは仕事をしています。
休みといえば平日だったり、夫くんは前日に「明日休みになった」とかいう感じでした。
どちらかが有給を使ったりして「休みを合わせるぞ!」と思わない限り永遠に休みが合いません。
そして休み自体が少ない。
週休2日なんてほぼないです
④料理人の妻は専門職の人が多い
③の休みが合わないから見てもわかるように、不定期に平日に休みが多い料理人。
そんな料理人とお付き合いを続けるには、妻側も同様に不定期に平日休みの仕事をしている人が多いです。
つまり専門職。
特に多いのはこの3つだと思います。
・飲食関係(同じ職場恋愛)
・美容、婚礼関係(美容師、ヘアメイクさんなど)
私も婚礼現場で着付けやヘアメイクの仕事をしていたので、ばっちり当てはまります。
同僚にも料理人と結婚した人がいました(寿司職人や和菓子職人がいました)
知っているだけでも看護師の奥さんをもつ料理人さんが何人もいます。
⑤家事・育児はワンオペになる
料理人の妻になるともれなくついてくるといっても過言ではない
「ワンオペ育児」
料理人は仕事の拘束時間が長く、朝が早い&夜が遅いとなるとほとんど家にいません。
そんな状況の中、こどもが産まれると当然のごとく「ワンオペ育児」になります。
夜遅くても家に帰ってくるならまだしも単身赴任でいなくなる場合もあるので、奥様の負担は相当なものになります。
私も渡米をしないことを選んでいたら3年間完全にワンオペになる予定でしたし、実際渡米までの1年は妊娠~出産という大イベントのときもひとりでした。
料理人の夫と離れて暮らす奥さん(子あり)も知り合いにいたりするので、私のケースが特殊というより、料理人の妻のあるあるに入ると思います。
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⑥舌が肥える
料理人である夫くんと結婚して最も変わったのは「おいしい食べ物」を食べる機会が増えたということ。
夫くんはとにかく作るのも好きだし、食べるのも好きな人なので外食の時は「とにかくおいしいところじゃないと嫌!」と思う人です。
そんな夫くんのお眼鏡にかなうレストランに一緒に行くようになった私、
そして家で作ってくれた料理のプロが作る家庭料理を食べることになった私、
当然舌が肥えました。
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⑦料理の腕が上がる
舌が肥えてしまった私は自分の作る料理でもさらに高みを目指すことに。
なんせ食べるのは料理のプロ。
料理人だからこそ「作る大変さ」をわかってくれて基本はなんでも食べてくれます!
さらにアドバイスもくれます。
「これは薄口しょうゆの方がいいよ!」
「そこはゆで汁を少しいれると一体感が出て…」
「鶏ガラスープがない時は…」
などなど、こういったアドバイスを素直に聞いていると自然と料理が上達しました。
またおいしいもの好きな夫くんに「おいしい手料理をふるまいたい!」という健気な妻心でもあります・・・
ほかの料理人の奥さんの話を聞いていても料理上手な奥さんが多い気がします。
⑧夫が買ってきた調味料や器具が使いこなせない
時に夫くんは家のキッチンで本領を発揮することがあります(笑)
おいしい料理をいただいた後に残る普段使わない調味料たち・・・
卵がおいしく焼ける鉄のフライパン・・・
塩が3種類・・・
妻は未だに使いこなせていません。
⑨「料理人の妻は大変」だと言われる
上記で述べてきたような理由が根底にあるからか
「料理人の奥さんは大変だね」とよく言われます。
アメリカで料理人の奥さんと話した時も「シェフの妻はハードワークよ」と言われて深く頷きました。
重ねてのことになりますが
・若手時代は給与も安い
・イベント時には必ず仕事でいない
やはりこの辺が妻の立場になると大変と言われるのだと思います。
このブログを書いている現在は夜の23時ですが、夫くんはまだ仕事場です。
⑩料理を作ってくれる夫に感謝する
「大変」と言われがちな料理人の妻ですが、やっぱりプロの味を家庭で食べられることに感謝することは多々あります。
・生理中に作ってくれた鉄分豊富メニュー
・娘の離乳食のために食材の裏ごし
・記念日に作ってくれた豪華なディナー
などなど、夫くんが家でも料理作りたい系の人だからかもしれませんが、やっぱり料理ができると助かるし、ありがたいです。
自分が体調が悪い時は本当に助けられました
まとめ:大変だけど、感謝もある
②「将来は女将さんだね」と言われる
③休みは基本合わない、少ない
④料理人妻は専門職の人が多い
⑤家事・育児はワンオペになる
⑥舌が肥える
⑦料理の腕が上がる
⑧夫が買ってきた調味料や器具が使いこなせない
⑨「料理人の妻は大変」だと言われる
⑩料理を作ってくれる夫に感謝する
料理人の妻あるある10選、いかがだったでしょうか。
料理人の奥さんは「あるある~」と思うのがいくつかあったでしょうか。
これから料理人と結婚される方はそれなりの覚悟(?)を持って、結婚生活を楽しんでください。
どんな職業にもそれぞれの大変さはあると思いますが、料理人の妻ならではの大変さや喜びがあります。
夫くんに感謝しつつ、
ワンオペ育児しつつ、
料理の腕をあげながら、
時には料理も作ってもらって、
「料理作ってもらえていいな~」と言われながら、これからも料理人の妻をしていこうと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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