こんにちは。あさくるブログのあさみです。
私が妊娠4カ月の時に夫は海外へ単身赴任になり、その後産後4カ月まで一人暮らしをしていました。
初めての妊婦生活で不安がいっぱいだった私が約11か月の一人暮らしを通して
・不安の対策
・逆に一人暮らしでよかったこと
を書きたいと思います。
・妊娠中の一人暮らしに不安がいっぱい
・夫がいなくて寂しい

あの頃と同じ思いを持つ妊婦さんに少しでも役にたてれば幸いです。
妊娠中に夫が海外へ単身赴任へ行くことになった
私が妊娠4か月の時に夫の海外への単身赴任が決まりました。
当時つわりの真っ最中で自分の仕事も休職中だったため、かなり落ち込みました。
結果的に産後4か月までの約11か月間を夫と二人で暮らしていた部屋で一人暮らしすることになりました。(産後は娘と二人暮らし)
初めての妊娠でただでさえ不安が多い中、夫がまさかの単身赴任、しかも海外・・・
不安と寂しさでいっぱいでした。
妊婦の一人暮らしで困ったこと①生活編「体重い…」
お腹が大きくなるにつれて辛さが増してくる生活はやはり日常の家事が負担でした。
・ベットメイキング、お風呂掃除が苦しい
・重たい買い物が辛い
自分の体だけでも重いので大量の買い物は負担でした。
お腹が大きいと自転車にも乗れないので重い買い物袋を持ってスーパーから歩くのも辛かったです。
買い物はこまめに行ったり、親に会える時についてきてもらったりしていました。
・ベットメイキング、お風呂掃除が苦しい
妊娠中一番辛かった家事は私はベットメイキング。
大きいお腹で布団を直すのはささいなことですが体の負担が大でした。
真冬の妊婦だったため、毛布やら掛ふとんやら抱き枕やら、アイテムがたくさんになってしまうんですよね・・

お風呂掃除もしかり・・・
前かがみになる系の家事はどれも辛いですよね。
家事も運動と思って無理のない範囲で頑張りました
妊婦の一人暮らしで困ったこと②メンタル編「不安・寂しい」
妊娠中のホルモンバランスの影響でただでさえメンタルは不安定になりました。
・ひとりの時、何かあったらどうしようと不安になる
・時々夫のことを恨んでしまう
・とにかく寂しい
やはり一人は寂しいですね。
多分これが全ての第一位じゃないかと思います。
こんな時に夫くんがいてくれたら・・・
二人の赤ちゃんなのに・・・
と、何回思ったことか・・・泣
妊娠という初めて体験することに対して、戸惑いや痛い思いもある中で共有してほしい気持ちもあります。
明け方に足がつった!!!なんて時に一人で悶絶するのは結構辛かったです。
もちろん夫くんがいても痛いものは痛いのですが、
痛がってる姿を実際みて労ってほしい!!
と当時は思っていました。
特に、産休に入るときの最後の出勤から帰って来たときはさすがになんか泣けてきました。
長く勤めてきた会社を辞めた後に帰宅後、部屋でひとりぼっち・・・
時差があるので連絡したいときに連絡できないのも寂しかったですね。
(海外ならではの寂しさでした。夫はロサンゼルスだったので時差は16~17時間。
ほぼ昼夜逆転でした)
寂しいものは寂しい。我慢せずに泣きました。
気持ちは夫にぶつけるしかなかったです。
ひとりの時、何かあったらどうしようと不安になる
突然破水したら・・・
陣痛で動けないくらい痛くなったら・・・
予想外のことが起こったら・・・
不安は数えきれないくらいありました。
陣痛タクシーや実家への連絡はすぐできるようにしておきました。
(特に病院と実家は電話帳の一番上に!)
お隣さんや友人にも何かあったら助けてもらえるように状況を伝えておきました。
・時々夫のことを恨んでしまう
仕事を頑張ってくれているのはわかっているし、慣れない土地で努力してくれているのもわかっている・・・
でもひとりにしないでほしかった!
と時々応援しているはずの夫くんを恨んでしまう時もありました。
特に胎動が激しくて眠れない夜とか、腰痛で辛い時とか、心身共に弱ってくるとこういう愚痴も出てきてしまいます。
仕方ないんですけどね・・・一生根に持つと思います
妊婦の一人暮らしで困ったこと③人間関係編「寂しさはつのる」
妊婦の一人暮らしは生活やメンタル以外にもいろんなことが起こります。
・夫婦で妊婦検診に来ている他の人をうらやましく思ってしまう
・出産前の思い出作りは諦める
・人と話したくなる
・仕事がないと暇になってくる
・母親教室などでひとりぼっちになってびっくりする
産院が開催した母親教室に行ったときのことですが、
まさかの自分以外全員夫婦参加!!
これにはびっくりしました。日曜日だったこともあるかもしれませんが。
夫婦ペアで○○してみましょう♪みたいな時になんだか悲しく寂しく思えました。
「私も夫くんと行きたかったのに・・・」と。
ペアは助産師さんと組み、めちゃめちゃ優しく対応してもらえました☆
・夫婦で妊婦検診に来ている他の人をうらやましく思ってしまう
これは仕方ないですけどね、まぁ無いものねだりしてしまうものです。
できるだけ見ないようにしていました。
・出産前の思い出作りは諦める
夫くんの出発前に外食したことで思い出作り終了。
「夫婦ふたりの思い出を作ろう!」的な雑誌やSNSは見ないようにしていました。
・人と話したくなる
妊婦だけじゃないかもしれないですが、一人暮らしなので寂しさもあるのでおしゃべりしたくなりますね。
初めての妊娠で体や心の変化など話したいことはたくさんありました。
私は9カ月まで働いていたので休憩時間によく話していました。
妊娠のことで気になることは産院の助産師さんによる相談によく行っていました。
体のことはやっぱり本職の人に聞いてもらうと不安も軽減しますし、心の励みにもなりました。
・仕事がないと暇になってくる
ひとりの生活も気楽でいいのですが、仕事のない日がどんどん暇になっていきました。
今までずっと働いていたので、産休に入った途端に
「あれ?することがない・・・」という状態に。
ひたすら歩く、ひたすらヨガする、ひたすらスクワットする、好きなDVDをひたすら観てました。
↑時間を持て余し、こんな風に遊んでしまうことも・・・笑
やっぱり不安なことばかり・・・
夫がいなくて寂しいし・・・
でもメリットも結構たくさんあります!!
悲観するのはこの先を読んでからでも遅くないですよ!!
↓続きをどうぞ!↓
妊婦が一人暮らしをしてよかったこと①生活編
一人暮らしの特権、ちゃんとあります!
・ご飯の用意も自分の分のみ!
・掃除、洗濯が最低限でいい!
・とにかく時間が自由に使える
お腹が大きくなってくるとなかなか思うようには動けないもの。
でも一人だからいつ休もうがいつご飯を食べようが、とにかく自由なのがよかったです。

妊娠してから毎日散歩を日課にしていましたが、歩きに行く時間も、完全に自分の都合だけで決められるのでとにかく楽でした!
・ご飯の用意も自分の分のみ!
家族がいると、あれも作ろうこれも好きだし・・・となりがちですが、
自分だけなので、食事管理も自分の思うままにできます。
私は野菜スープや蒸し野菜など、自分の体調に合わせたメニューだけを考えるのみ!

このおかげて体重管理がしっかりとでき、出産時にプラス8.5㎏に抑えることができました。
・掃除、洗濯が最低限でいい!
一人だとそもそも洗濯物が少ないので洗濯は2日に1回にしていました。
1回量も二人よりは断然少ないのは助かります。
洗う→干す→畳む→片づける、
というこういう細やかな日常業務が臨月になると辛くなってきますからね・・・
掃除も自分だけなので手を抜くも抜かないも自分次第!

私は掃除が好きだったのでとにかくきれいにして心の安寧を保っていました。
誰かさん(夫)がいると
「こんな所に靴下出しっぱなしだけど!」
とかの問題が起こりますし・・・
妊婦が一人暮らしをしてよかったこと②メンタル編
・恥ずかしい姿を見られなくて済む
・産後の準備も思うがままにできる

夫に見せたくない姿はばっちり隠すことができますよ。
・夜中のトイレに気を使わなくていい
お腹が大きくなると夜中に何回もトイレにいきたくなったりします。
以前は夫くんと一緒に寝ていたので、起こさないように静かに行ったりとかしていましたが、それも皆無です。
トイレ行き放題です!笑
・恥ずかしい姿を見られなくて済む
妊婦になると仕方のないことなのですが、お腹が大きくなるにつれ、着るものも変わってきますよね。
今まで履いたことのない妊婦さん用の大きな下着とか、楽なんですがちょっと恥ずかしかったりします・・・
洗濯で干していても存在感大!ですし・・・
お腹に妊娠線ができないようにオイルを塗る作業とか、
会陰マッサージとか、

とにかくなんやかんやと家族であっても見られたくない恥ずかしい姿にならざるを得ないのですが、
それに関しても一人暮らしだとストレスフリーです!
・産後の準備も思うがままにできる
当時は赤ちゃんグッズはやっぱり夫婦二人で決めたいなと思っていましたが、結局一番使うのは自分なので、好きなもの選んで購入することができました。
妊婦が一人暮らしをしてよかったこと③人間関係編
・覚えてもらいやすい
・家族と一緒に暮らせるありがたみを感じる
・母親教室やマタニティクラスに行きまくる
区が開催しているものや、産院が開催している教室などに行ける範囲で全て行きました。
・マタニティヨガ
・マタニティクッキング
・マタニティスイミングなど
無料のクラスも多いですが、有料のクラスでも(ヨガは有料のクラスに行きました)
夫くんは「ひとりにさせている」という負い目があるのか快くOKしてくれます!笑

特に楽しかったのはヨガ教室で、この時にできたマタ友(マタニティ友達)は出産した今でもママ友です。
妊娠中に一人暮らしだと孤独も感じやすいですが、教室では妊婦さんだらけで普段できない体験ができるので楽しかったです。
(注意:「みんな帰ったら夫が家にいていいな」とブラックな気持ちに襲われてしまうこともあります)
・覚えてもらいやすい
産後も渡米まではひとりだとわかっていたので、区役所や周りの児童館には妊娠中から相談に行っていました。
「夫が海外赴任で一人暮らしなんです。」
と状況を説明するとたいがいびっくりされて覚えてもらいやすいです。
産後も「あさみさんですね!その後どうですか?」など気にかけてもらえたのはうれしかったです。
・家族と一緒に暮らせるありがたみを感じる
渡米して家族で暮らし始めた時に「一緒にいられるだけで嬉しいな」とまるで新婚生活のような新鮮さがありました。
家族一緒にいられるのが一番!と思うようになりました。
離れていても電話やメールで励ましてくれる夫くんの存在にあらためて感謝しました。
↑お互いの場所で満月の写真を送りあうというロマンチック(?)なことをしたり・・・
まとめ:寂しさは原動力になる!
子供が産まれるというこんな身体的にもメンタル的にも大変な時期にひとりなんて・・・と、同じような状況で不安がいっぱいの妊婦さんいらっしゃると思います。
何か心に勇気が欲しくて「妊婦 一人暮らし」でよく検索していました。
実際経験してみて確かに不便さや困ったことは出てきました。
でもきっと大丈夫です!
書き出してみましたが、案外メリットは多いです!
思っているより普通に暮らせるし、自分の体調をいつも一番に行動できました。
夫が渡米してしまう前の方がメンタル的にはしんどかったので、
始まってしまえばなんとかなっていくし、とてつもなく悲観することではないのかもと思いました。
でも、
工夫次第で乗り越えられることもありますが、寂しさだけは乗り越えられません。
むしろ寂しくて当然です!
逆にその寂しさが、産後赤ちゃんを連れて海外へ行く原動力になると思います。

ようやく育児に慣れてきたところでの海外引っ越しにはエネルギーとパワーが必要でした。
妊婦の一人暮らしは必ず終わりがあります。
助けてもらえるサービスや機関はどんどん利用してください。
メリットを知ってもらえることで少しでも前向きに、そして自分の心思うままに妊婦生活を楽しむことができたらいいなと思います。
また家族で暮らせるようになったら、家族で暮らせる良さを以前より感じることができます。
だから
悲観することばかりじゃないよ
大丈夫、
乗り越えていけるから、
どうか今を楽しんで自分を大切にしてあげてねと
私はあの頃の自分に言ってあげたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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