疲れとストレスで腕にヘルペス、健康と睡眠の大切さを改めて実感した日

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双極性障害だった私

こんにちは。あさみ(@supon130)です。
アメリカ・ロサンゼルスにて料理人の夫と1歳の娘と暮らしている駐在妻です。

夕飯の時、夫くんが突然こう言いました。

今日は必ず23時に寝ること!

23時に寝る準備を始めるのではなくて、23時にはベッドに入っている状態だという意味です。

その口調に本気が感じられました。

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夫くん多忙 = 妻のワンオペ育児

以前の記事でも書いたように最近夫くんは多忙。

そうなるとどうなるか、

夫くん多忙 = 妻のワンオペ育児

という方程式が簡単に導き出されるのです。

しかも娘が朝早くから号泣する日が続いていたのです。

今までなら朝早く起きても静かにしていたのに、最近ご機嫌ナナメなので早ければ朝6時前から号泣・・・

娘の泣き声はどんな目覚ましよりも効果的で、一度聞いてしまえばもう眠りにつくことはできません。

もちろん疲れの原因は娘だけではありません。

私自身もブログを書きたい気持ちが出過ぎてついつい夜が遅くなりがちではありました。

ワンオペ育児が続く中、娘の寝ている時間にブログを書くことを楽しみにしていました。

書けば書くほど、パソコンの前に座る時間が長くなってしまい、いざベッドに入ってもすんなり眠れないことも。

それでも唯一の自分の娯楽でもあったので辞めたくないし・・・・

そんなこんなでどんどん疲れが蓄積していく夫婦。

こんな状態が6月はずっと続いていました。

こっそりと私の腕には単純ヘルペスが1年半ぶりにできてしまっていました。

ちなみに前回出たのは27時間の陣痛後に緊急帝王切開をした出産の時です(笑)

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ストレスがヘルペスとなって出てきてくれてよかった

腕にいつも出るヘルペス。いつもと言っても3回目。

前回は出産の時ですがその前はさらに10年ほど前。

就職活動の面接の前でした。

緊張と不安の渦の中にいたあの頃、腕にできたブツブツがヘルペスだとは気が付かず、治りかけてから病院に行った思い出があります。

その時はまだ双極性障害の治療の真っ只中でした。

「ヘルペスが腕に出てしまったんです」、そうカウンセリングの先生に言った時先生は意外なことを言いました。

そうですか、それはよかったですね。

え?なんでよかったの?意味がわからずキョトンとする私に先生はこう続けました。

今まであさみさんはストレスがあると心に抱え込んでしまって発散できずに心が疲れてしまっていた。
けれど、今回ストレスは心に抱え込まず、ちゃんとヘルペスとして外に出てきてくれた。
だからよかったのですよ。

と。

言葉は正確ではないのですが、意味わかりますかね?

要するに、今までは心に抱えてしまっていたものが、今回はちゃんと身体に出てきてくれた。

心が辛くなる前に、身体がしんどいサインを出してくれたねという意味です。

身体がしんどいサインを出すことなんか当たり前のように思えるのですが、病んでいると身体に出る前に心でとどまってしまうんですよね。

だから身体にしんどいサインがでることは以前より症状が良くなっている、人間らしくなっているということを先生は伝えてくれたのだと思います。

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健康とは自分の心の声もくみとってあげること

しんどい時、ストレスがある時、きちんと自分の状況を把握して休めている人はどれほどいるでしょうか。

夫くんに「今日は必ず23時に寝るぞ!」と言われた時、

「え!私今夜もブログ書く時間いっぱい取ろうと思っていたのに。まだ頑張れるぞ?」

と思いました。

でも腕にはヘルペス。

夫くんだけじゃない、私の身体さんも休んでほしいと思っているようです。

ならばそのようにするしかありません。

23時にはベッドに入っていましょう。

明日の朝に限って娘がゆっくり寝ているなんてことは希望にしかすぎず、

おそらく6時前後には起きてまたあの絶叫マシンにでも乗ったかのような大号泣が始まるとは思います。

部屋の壁に貼った今年の抱負。

元旦に夫くんが書いて貼ろうと言ったものです。

私は「健康」と書きました。

ふとその貼り紙に目をやります。

オーガニックのものを食べたり、運動したりするだけが健康ではない。

心の健康とは自分に気持ちを優先させることだけではなく、自分の心の声も汲み取ってあげること。

朝が起きれない、気分が晴れない、ヘルペスができる。

十分、身体は助けを求めていたように思います。

それでも自分の意思がそれを見て見ぬふりをしてきたようにも思う。

何度も何度も早く寝ようとブログの最後に書いておきながら、実際早く寝れている日はなかったのです。

双極性障害はとても再発の多い病気、再発を防ぐには規則正しい生活と十分な睡眠。

それを一番わかっているのは自分自身だったはず。

疲れてしまうのはワンオペ育児だけのせいではありません。

私自身の性格的な要素の多いのです。

このカリフォルニアの広く青い空のように、私の心も開放してあげることが大切。

こんな時なら使ってもいい「せっかくアメリカにいるのだから」

アメリカにいるから、駐在妻だから、できないことや不便なことはあるけれど、

せっかくアメリカにいるのだから、この広い空を見上げてゆっくり深呼吸しようよ。

23時まであと15分。

そろそろ歯でも磨きましょう。

今夜は夫くんの言う通り23時にはベッドに入ります。

私と、愛する夫くんと娘のために。

おやすみなさい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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